茶室と茶の湯の【様々な知識】

"Various Knowledge"of Tea House and Chanoyu

大貫雄二郎一級建築士事務所

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茶室と茶の湯の奥深い知識

 茶室と茶の湯の勉強のために、40年ほど前から作り始めた資料を公開しています。(家庭用パソコンが普及し始めた頃からです)
 自由にダウンロードできますので参考にして下さい。

 茶の湯の専門書は、細分化された視点での解説が多く、歴史の大きな流れを、俯瞰して、茶室や茶道具を見れる書物がありません。
 茶室、茶人や茶道具を時代ごとにまとめた資料を作り始めたのは、これが理由でした。

 有名な古典茶室の紹介です。内部の仕様を覚えるためにまとめました。
『待庵、密庵席、如庵』の国宝の三席、利休の思想を受け継ぐ茶室、武家流茶室など紹介しています。

 茶室の間取りは様々な『決まり事』があり、それをまとめた資料です。
 なぜ決まり事が作られたのか、その意味合いを知ることで『一つの決まりを守ると、他の決まりに反する』間取り作りの、本質を知ることができます。

 歴代の茶室。どの時代に、どのような進化を遂げたのか整理したものです。小間と広間茶室の2枚資料です。歴史の中で俯瞰的に、今の茶の湯を眺めることができます。

 間取りや天井高、建具の大きさ、役釘の位置など詳しく描いてあります。この起こし絵図は、カラー印刷でリアルな表現をしています。美術系学校の授業でも使ってい頂きました。

 淡交社『チャート茶道史(裏千家学園講師 谷端昭夫著)を図にまとめたものです。 茶道の伝来は、中国⇒公家⇒町人⇒武士が大きな流れ。それを解り易く図にまとめています。

「茶人ならこれは知ってますよね?」と言われる有名茶道具です。現代では使われない、変わった茶道具もあり、各時代の茶人が自由に茶の湯と向き合っている姿を感じます。

調べても分からない、余り知られていない様々な、茶室の奥深い知識の紹介です。
長い歴史で作られた決まり事の裏側ものぞけ、茶室作りの大切な視点が見えてきます。

当時の民家の部材を使っています…何故そんなことを…
床柱は『床の下座』につけます。でも、工事業者がそれは変と言うのですが…
待庵がはじまりと言われる躙口は、鴨居と敷居が特殊です
千利休作の国宝待庵は『畳が床挿し』だけど…よいのですか?
茶席において、正客の座る位置は、様々な解釈があります。
燕庵の驚きの正客の位置
書籍『茶室空間入門 彰国社』から