子育てインテリア・ルーティン
9歳~17歳

楽しい日常生活で子供の未来を育てる

大貫雄二郎一級建築士事務所
おおぬきゆーじ著

各店で立ち読みが出来ます

 内容紹介

【こどもが本当に求めていること】
こどもが小学4年生位から徐々に、言うことを聞かなかったり反抗的な態度をとったりします。
この年齢からは『こどもの個』が育ち、その個性を尊重しなければいけない反面、まだまだ考えが幼く、親のアドバイスで成長を促すことも必要な接し方の難しい時期です。

こども達の苛立ちの原因は、自分がこども時代を振り返ると何となくわかります。こんな思いなのでしょう。
『やらなければいけない事が難しくて上手く出来ない(出来ないと面倒くさく、自分が嫌になる)』
『自分でやろうと思ったのに‥親が命令してくる(こども扱いされた)』
そんなことではないでしょうか。
こどもは、『親に命令される』ことを望んでいません。
こどもが望んでいることは、やるべきことを『自分で出来る環境とやり方』を必要としているのです。

こどもが『やるべき事がやりやすいく、分かりやす』インテリア環境を作れるので、こどもが抱えている『始めるのが面倒/やり方が分からない/集中できない』問題を解消できます。『親から言われたから仕方なくやる』ぎくしゃくした関係にならない教育が出来ます。

そして子育てに大切なのは家族の繋がりで、まだまだ親から学ぶことも沢山あり、それはこどもが未来を『楽しく/たくましく/豊かに』生きていく力になります。
お互いの趣味の話をしたり、親子で楽しく遊んだり、教育的な話やパソコンを習うことも、こどもには必要です。親子が自然に繋る生活が日常になるのもインテリア・ルーティンの効力です。

【子育てインテリア・ルーティンとは】
子育てを日常生活でスムーズに出来る『インテリア環境』を作り、その状態をキープする』ただそれだけです。
こども部屋作りは特に効果的で、
『勉強するときは効率的に集中してやる/遊ぶときは時間を決めて楽しく遊ぶ/終わったら片づける』
これらをスムーズに出来る環境を作れます。インテリア設計は、目的に合わせて環境を最適化するのが得意で、最適化することで、頭も体も、自然と動きやすく、目的に合わせた行動が出来るのです。
自宅のインテリア環境を少し模様替えするだけで、日常生活や家族の気持ちが変わることがインテリア作りの最も良いところです。

【心理学者や教育者の子育て思想だけでは、役に立たたない】
子育てをしている方は、様々な教育者/心理学者の本を読み参考にされていると思います。私も沢山読みましたが、小学生高学年からのこどもの教育に良いと言われることは、細部は違えど大体同じことを言っています。
『自分の事は自分でさせるようにしむける』
『こども扱いしないで、大人と同じように個を大切に接する』
『まだまだ家族で楽しむ時間を大切にする』

これらの思想をいくら学んでも、実生活でこどもに伝わり/行動に結びつけれなければ意味がないと気が付きます。
そこで建築家の子育てインテリア学を取り入れ、自宅で子育て思想を生活シーンに落とし実践したのが『子育てインテリア・ルーティン』です。始めれば『思想を沢山持つより、思想をこどもに伝えることの方が大切なのが良くわかります。

【こども達が未来を『楽しく/たくましく/豊かに』生きる】
我が家のこどもは社会人になり、私の子育ても終わりました。2人とも国立大学を現役合格でき、今は得意分野でやりたい仕事についています。劣等生でやりたいことがなかなか見いだせなかった私には出来すぎのこども達と感じています。
こどもの就職に触れて実感したのは、今の社会は昔と全く違う価値観なっていることです。インターネット上の世界中の情報を使った事業、国際化、新しいビジネススモデルなど、私が学生の頃には全くなかったものです。
私のこども達は、この新しい社会の仕組みと/価値観の中で『楽しく/たくましく/豊かに』生きていこうとしています。親としては『楽しく/たくましく/豊かに』生きていってほしいと願うだけです。もう社会は私の時代ではなく、成人したこども達の時代だからです。すでに親が出来ることはあまりないのです。

そして、次の未来がやってきます。
その時代は、皆さんのお子さん達が新しい社会の中で『たくましく/豊かに/そして楽しく』生きていく順番です。

未来の『社会の価値観』はどんどん変わっていきますので、皆さんが知らない社会になっています。それでも、未来に生きていく『大切な力』は変わらないものがあります。それは、今は流行っている価値観ではなく、『人生を楽しく生きていくため、自分の価値観を持つ/豊かでたくましい心/賢い知恵』そんな力なのです。子育ては、こども達が未来に生きていく力を付けることです。

こどもはアッという間に大人になり親から離れて、子育ては終了します。皆さんのご家庭で『こどもの未来を育てるインテリア・ルーティン』を少しずつでも実践してください。
そして、お子さんの成長を楽しみながら、穏やかな家庭生活を送っていくことを心から願っています。

目次より                       

【序章】こどもが将来、たくましく生きていくために

【第1章】学習力と個性を育てる、こども部屋

1-1.集中できる、学習ゾーンの作り方
1-2.熱中して遊べる、部屋のレイアウト
1-3こども部屋を『遊び部屋』にしないために
1-4.成長していくこども部屋
1-5.スケジュール管理で学習&趣味力UP
1-6.『学習&趣味ゾーン分け』の家具レイアウト6例

【第2章】頭の整理で、こどもの片付け力を育てる

2-1.使う所の収納+ストック収納に分けて整理
2-2.学習がはかどる本棚の効率的な使い方
2-3.引き出しは机の上を綺麗に保つ『バックヤード』
2-4.煩雑になりやすい趣味棚を効率的に使う
2-5.大学生になる前に教えたい衣類の収納ルール

【第3章】家族の絆を作る、コンピューターリビング

3-1.パソコンスペースを仲良く使う
3-2.狭い部屋やリモートワークと併用のパソコンスペース
3-3.部屋をカッコよくするパソコンスペース
3-4.注意すべき、こどものインターネット情報
3-5.パソコンリビングのインテリアテイスト

【第4章】日常の英才教育、ライブラリー&趣味スペース

4-1.ダイニング リビングに、家族のライブラリー&趣味スペースを作る
4-2.本棚を心地良く配置して知的なインテリア環境を作る
4-3.家族の個性が光る、趣味のフォーカルポイント
4-4.読書は健やかな成長を促し、本棚の整理は情報整理脳を育てる

【第5章】こどもの未来は、会話と遊びで育てる

5-1.会話が弾み/心が通う遊びは、親子の距離で作る
5-2.食事中の話題は、家中に満載されている
5-3.こどもに社会性をつける家族の会話
5-4.遊びで育む、こどもとの絆と教育

【終章】こどもが未来を作り、『楽しく/たくましく/豊かに』生きる

 電子書籍だからできる、インテリア実践書シリーズの魅力

【電子書籍の利点】

・出版社を通していないので、そこの経費はかからず、さらに、印刷コストも掛からないので、通常の1/2以下の価格で販売しています。

・スマーフォンでも手軽に読め、隙間時間を使って、何処でもインテリアのノウハウを学ぶことが出来ます。

【インテリア実践シリーズの特徴】

・空間を理解しやすくするため、フルカラーでパースと図面を使い、実践的なインテリア作りを紹介しています。

・筆者自身でパース/間取り図/表紙/編集をしています。(少人数での制作のため、誤植など紙本より多少多いことがあります。最大限の注意を払っていますが、ご了承下さい。)

子育てインテリア・ルーティン
9歳~17歳

楽しい日常生活で子供の未来を育てる

大貫雄二郎一級建築士事務所
おおぬきゆーじ著

各店で立ち読みが出来ます

著者紹介 

おおぬきゆーじ(本名 大貫雄二郎)
一級建築士 第303610号/インテリアコーディネーターNo.101391A
大貫雄二郎一級建築士事務所主宰。1959年東京都生まれ。東京芸術大学修士課程終了。
デザイン事務所/住宅メーカーにて数々の主力住宅の開発を手掛け、メーカー内の2.6千人の住宅プロの育成、またリフォーム部責任者として数百人の暮らしの提案に全力を注ぐ。住宅デザイン設計歴32年

住まいのデザインは部屋をお洒落にするだけではなく『人との楽しいコミュニケーションや、住む人の人生を幸福にする力がある』とインテリア作りの視点を広げる『シン・インテリア術|3つの効力』を布告。2014年からこのコンセプトを多くの方々に実践して頂くため、電子書籍『インテリア実践書シリーズ』の出版を開始。

『インテリア作りで日本の住まいを豊かにする』を命題とし/茶室を主とした住宅設計/書籍出版/インターネットの発信をしています。

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