右の表は、平成6年1月~12月まで淡交テキストに掲載された『茶室の案内』を、小間(上図:一畳台目~三畳)と四畳半~広間(四畳半以上)に分け、時代ごとに『間取り図』をまとめたものです。
茶室作りの規範となったと言えるもの(足利義正/千利休/古田織部など)、そのバリエーション(写しも含む)と言える間取りに【印】をつけています。
バリエーションでは『小間の中板の使い方』など規範の茶室を、後の茶人たちが創意工夫している姿が見て取れ、茶室マニアには楽しめると思います(私だけかもしれませんが…)。
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なお、この表の『規範とバリエーション』の仕分けは、私個人の考えであり、茶室建築家としての研究の為(当時は趣味の為)にまとめたものですので、学術的な意味合いはありません。ご了承ください。