施工業者の見積もりには『設計/工事監理費』が書いていない事が多いですが、実際は『施工費、部材費」に利益を乗せて、『設計/工事監理費』を吸収しています。
その利益は、施工費や部材費に、43%程の利益を乗せるのが一般的なのです。
別の言い方をすれば『設計/工事監理費』の利益を43%にしているとも言えます。
※『43%の利益を乗せ=粗利率30%』にするのがリフォーム会社の一般的な数字です。(設備交換を主にリフォームする会社は手離れが良いので、粗利率25%以下の会社もあります)会社経営では、子育て世代の社員もいます。その人にもそれなりの給料を支払うので、仕方がないのです。
その為、茶室は『高付加価値の高価なもの』になり『数寄屋大工を使うと高くなる』『数寄屋材は高い』と感じる建築になってしまうのです。