美的センスを上げて『良い物』を部屋に残す
前回はまず自分の好きなテイストをしっかりと決めてから、残す物を決めていくことを書きました。
今回は『良い物』を残すという内容で書きます。
インテリア達人は好みのテイストから外れているものは、何でもかんでも捨ててしまう事はしません。『ほとんど使わない物』でも『良い物』は残すようにします。
『良い物』とは、工芸的価値の高いや、作った人のこだわりが強く感じられるもの、また自然が作り出した不思議な形の物(流木等)などで、美的価値が高く、造形にオリジナルがあるものです。
美的価値の高い『良い物』は、将来どこかの部屋で何かに使いたくなる可能性が高いから残しておくのです。
人の好みは年代と共に変わっていきます。ある時に残しておいた『良い物』と同じテイストの物が入手されると、一緒に使いたくなるシーンが意外と多くあるものです。
美的センスを上げるためには
美的センスを上げるためには日頃から『良い物』を見ることが必要です。
ウインドウショッピングでも十分『良い物』が見れますので、高級な食器の店・日常品の店・家具の店・アートの店に行って、良い物と安い量産品はどこが違うのか感じ取ってきましょう。
また、美術館や骨董市を見に行くのも良いでしょう。
「いつも行く所は、安い量販店とブティックばかり…」とならないようにして下さい。
『良い物』を見ればあなたの美的センスをはどんどん高まりますので、その時間を意識して作り習慣にしていくことが大切です。
そして
美的センスが上がると、安い量産品ではあなたの美的センスに叶わなくなり、処分できる物は増えていきます。
そして美的な生活に関係のない物は、必要最小限しか買わなくなります。
物を捨てることは、残す物を選ぶことです。そして美的センスを磨くことにもなりますので、頑張って物を減らしましょう。
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