絶滅危惧種の床の間

床の間が減ってきているのは、和室が「座敷(客をもてなす部屋)」で無くなってきてるからだ。
「正座なんか出来ない!」と私を含めて、施主も客も皆言っているに違いない。
今や和室はタタミルームで、ゴロゴロ横になってくつろぐ部屋だ。そこには床の間なんか必要無いのだろう。
それに…現代のモダンな住宅には、昔の床の間のデザインは「似合ってない!」とも思う。

絶滅危惧種の床の間
床の間が減ってきているのは、和室が「座敷(客をもてなす部屋)」で無くなってきてるからだ。
「正座なんか出来ない!」と私を含めて、施主も客も皆言っているに違いない。
今や和室はタタミルームで、ゴロゴロ横になってくつろぐ部屋だ。そこには床の間なんか必要無いのだろう。
それに…現代のモダンな住宅には、昔の床の間のデザインは「似合ってない!」とも思う。
床の間 和風インテリア「もう床の間は必要ないのか?」と聞かれたら…私は…「必要です!」と言うだろう。
それは…
「飾る所が必要だから…部屋には、タタミルームにも、飾るところがあるとカッコ良いからだ!」
…デザインは考え直さないとイカンけどね…

しかし…古典の床の間にも、大いに学ぶところは有る!
それは「床脇(違い棚・地袋・天袋など)」とセットで飾り空間を創っているところだ!
立派だ。堂々としている。8畳なら360cmの飾るための大空間なのだ。
「飾り空間を創るならここまでやれ!」と思う。

床の間が絶滅する前に…デザインを進化させて、なんとか種の絶滅を防ぎたいものだ。
「現代 新種&珍種 床の間100選」なる本を…老後に楽しみながら書こうか…と今思い始めた。

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