インテリア達人の片付け【収納の具体的な使い方.3】

オープン棚の素敵な仕舞い方
今回は個室のオープン棚を対象にして、沢山収納しながら使いやすく(物が探しやすい/取り出し易い)そしてさらに、見栄えよくするためのノウハウを書きます。

オープン棚の良い所はなんと言っても扉を開ける手間が無く、物の出し入れができることでしょう。
物が見えて/仕舞いやすく/出しやすいということです。
欠点は収納物が見えてしまい、そこが煩雑になるとインテリア全体が煩雑に見えてしまうことです。
あとは埃が付きやすいことでしょうか。

オープン棚はショップのディスプレイのノウハウを参考にする
オープン棚を素敵に収納するには、ショップのディスプレイのノウハウが役に立ちます。

たとえばブティックでは、品揃えが良いところを見せるために沢山の商品を吊るしたり積み重ねたりしていますが、同じ服のタイプを並べ、さらに形やテイストに合わせることで統一感を創っています。
つまり同じテイストの物を並べて収納したほうが美しく見えるということです。

個室のオープン棚なら、ズボン・シャツ・ジャケットなど集めて、さらにカジュアル・フォーマルなどに分けていくのです。
グループの数は棚のスペースや服の量によって違いますので個別に工夫して決めていきます。
ディスプレイするような気持ちで出来ると良いです。

棚の上に服を置く時、服はきっちと平たく畳み、色をなるべく合わせて積み上げます。
この『きちっと畳む』ことが一番重要ですが‥これがなかなか出来ないのでしょう。
ブティックの店員さんなら「仕事がから‥」と始めはめんどくさくても頑張ってやり続け‥そして数ヶ月すれば「服を綺麗に畳むのは習慣なので、大変ではありません」となりますが、家庭でも綺麗に畳むのを習慣にするしかないのです。
『習慣になる』までやるのです。
インテリアの達人は皆『綺麗に畳んで収納する』ことは習慣になっています。

また、下着や靴下などは、綺麗に畳んでもあまり見栄えが良くないので、箱やかごに入れてから棚に置きましょう。

オープン棚に『小物を仕舞う』時
小物は基本的に引き出しに仕舞いたい所ですが、どうしてもオープン棚に仕舞わなければいけない時は、籠や箱に入れて収納します。小物をオープン棚にバラバラと置いてしまうと、全体が煩雑に見えてしまうからです。

籠や箱は同じタイプのものを使うのが良いでしょう。オープン棚に統一感が出てきます。
雑貨屋さんに良い感じの収納ケースがあるのでそれから選べば良いですが、選び方の一番大切なのはサイズです。

オープン棚に置く場合、棚の奥行きと同じでなければいけません。
また横に並べるならば横に何列入るのか? 上に積んで使うなら(2段ぐらいまでなら積んでも良いでしょう)棚と籠や箱の高さはいくつか?としっかりサイズを確認しておかなといけません。そうしないとせっかく気に入って買っても使えないものになってしまいます。

インテリアの達人は皆、収納箱のサイズは厳しく確認しています。そして、その家のその棚にピッタリとはまる籠や箱をみつけています。

オープン棚の選び方と設置場所
オープン棚自体を購入する時もサイズはとても重要で、部屋にピッタリと収まるものを探します。
・棚の幅の大きさは、置きたい場所の壁面のサイズを採寸します。(壁よりも大きくてドアや窓にかぶらないように)
・棚を置いたときに動線が悪くならないかをチェックします。
・棚の奥行きは、主に仕舞いたい物の奥行きサイズで選びます。
(洋服45cm、書類・本なら30cm、日用品の小物なら20cmなど‥)
・棚の色と素材は、インテリアの内装の色や他の家具の、どれと合わすのかをしっかり決めましょう。

LDKに置くオープン棚は『飾り棚』
ちなみにオープン棚をLDKに置く場合は『飾り棚』であることをしっかり意識しましょう。
飾り棚ですのであまり沢山の物を置かないようにしながら、リビングダイニングのインテリアテイストを象徴するアイテムとして、素敵に物を飾ることを意識します。

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