インテリア達人の片付け【収納の具体的な使い方.2】

引き出しの仕舞い方<畳んで仕舞う時の大切なこと>

・引き出しの上部側空間を使い切る
引き出しに仕舞う時に、平に畳んだ物を積み上げて収納すると数枚だけでは、引き出し上部が空いたままになります。
これは収納空間(上部)が無駄になっている状態で、沢山収納するためには上部空間を無駄なく使う必要があります。

前にも書きましたが「収納が足らない」と言いながらこの収納の上部がガラガラの家が沢山あるのです。
片付かないのを収納が足らないせいにするのではなく、まずは収納空間を使い切るように意識しましょう。

・出しやすく・入れやすく・探しやすくする
1.収納空間を使いきろうとして、ギュウギュウに詰め込むのはいけません。奥や下に何重にも重ねた状態では、出しやすく・探しやすくなりません。
2.一番良いのは、引き出しを引いた時に、物が全て見えるようにすっきり収納している状態です

以上の1.2.を満たす理想的な収納方法は、引き出しに収めるときは積み重ねずに『立てて収納』することです。
『立てて収納』することで、引き出し上部の空間も無駄なく使え、服を全て同時に見ることができます。

下着や薄着の服は立てるように畳むのが難しく、逆にニットやフリースなどフワフワと張る服は、軽く畳む(ロール状にするのに近い状態)のでも簡単に立ちます。

だから薄着の服は(あまり高く立たないので)高さの低い引き出し、そして
厚着の服は(高く立ちやすいので)高さの高い引き出しが基本の考え方です。

・『立てて収納』するための服の畳み方のコツ
『立てる』と言っても完全に自立できなくて大丈夫です。大体厚みに対して高さが2倍ぐらいのイメージで畳めば良いです。

畳み方はまず手でシワをなくし、半分半分と畳んでいきます。そして最後に畳む時に半分か三つ折りにするかで、引き出しの中でギリギリ立つサイズに調整します。

引き出しそれぞれのサイズに合わせて、高さと奥行きが大体同じ長方形になるように畳むと、美しく整列して収納できます。

畳むというのは手間が掛かりますが、このやり方なら同じ引き出しサイズでも1.5倍の収納量になり、探しやすく、取り出しやすくて、仕舞いやすいと良い事ずくめです。

下着もハンカチも立てて収納します。靴下は丸めたり、結んだりと高さが出来る状態で収納します。

この収納方法は、私もインテリア達人も、収納の先生方もみんな推奨しているやりかたです。
やっていない方は絶対に取り入れるべき収納方法です。

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