茶室 起し絵図 ダウンロード
このサイトを見て頂いた人は、自由に起こし絵図の部品データをダウンロードしても構いません。
興味のある方は起こし絵図を作ってみましょう。
プランと展開図のスケール(写真は1/150のスケール)を
合わせてプリントし、厚紙に貼りつけて切り取って組み立てていきます。
ちょっとマニアックな世界ですが‥楽しいですよ。
起こし絵図では茶室の内観と外観が分かるように写真を撮っています。
【待庵(たいあん)】起し絵図
客側の動線の躙り口は室内の土間から躙って入れるようにしています。
亭主側の動線は茶道口から水屋や台所に通ずるようにプランしています。
※茶室の躙り口は気密性/断熱性とも低く、現代の性能の高い住宅で外壁に躙り口をつけてしまうと、建物全体の性能が下がってしまうため、室内環境の土間に躙り口を設ける案としました。
茶室は現代の数寄屋大工で作れるもので、数寄屋材や建具屋も費用をかければできるものです。
【待庵】起し絵図ダウンロード

【密庵席(みったんせき)】起し絵図
客側の動線の貴人口は広縁側と居間からの二方向の動線にしてあります。普段の生活でも居間から茶室に入りやすくなっています。
亭主側の動線も茶道口から水屋、やや遠いですが台所に通ずるようにプランしています。
「茶事をするには少し台所が狭い」と思う所もありますが、私の友人で狭いキッチンで茶事の支度をする人もいますので一般住宅のキッチンサイズでプランしています。
茶室の壁が水墨画の張り付け壁、襖の桟は漆の溜塗のため、現代の建築の職人では難しい所があります。
ですが、建具屋、塗師、表具屋、絵師などそれぞれの職方を探し費用をかければできます。