日本の綺麗を楽しむインテリア

素敵な部屋作りはその人素敵にします。それは素敵な部屋作りをしていくことで、高い美的センス、知性と教養、そして行動力がみなぎる人へと成長していくからです。このサイトはあなたを一味違う魅力的な人に変身させます。

茶の湯インテリア

ダイニングキッチン10畳の茶の湯空間


ダイニングでは2か所でお茶を点てられるようにしています。
ダイニングテーブルの茶の湯空間
まず1つ目(写真1)はテーブルに付けた『添え点茶番(写真左)』です。
この台が点前座になりますので、お点前をしやすいようにダイニングテーブルよりやや低い高さになっています。
瓶掛が置いてありますが風炉を置くこともできます(写真2)
(この2枚の写真は点前座を窓側にしています)
また、添え点茶番を使わなくても小さめの瓶掛ならば、ダイニングテーブルの上においてもバランスが良いです。


見立の壁床
テーブル向うの壁を床の間に見立てています(写真3)
真ん中ニッチの左右の壁、それぞれに『掛釘と花釘(計4個)』を打ち、床の間に見立てて飾り付けています。
普段はその釘を使っての、自由な飾り付けを楽しむことが出来ます。

ダイニングに御園棚を置いた茶の湯空間
2つ目の点前をする所は、御園棚を北庭の窓の前に置いて茶の湯空間を作っています(写真4)
我が家の使い方はここでお茶を点てることはあまり多くないです。親しい茶の湯の友人が来た時などに使います。

普段は飾り卓として活躍しています。立礼卓は飾る物を引き立ててくれる、優秀な飾り棚です(写真5)

茶の間6畳の茶の湯空間


茶の間6畳をどのような工夫をして、茶室として使っているかを解説いたします。その前に簡単にこの茶の間の前の狭い玄関(玄関ホールが無い)の解説をいたします。

玄関
普段は玄関として使いますが、茶の湯をする時は茶室に入る前の空間です。それなりに『お迎え感』を作ることを大切にしました。

玄関から室内を見ると(写真1)茶の間と繋がった空間に見えて、狭さを感じないようにしています。

また、玄関の靴箱の上は飾りの場(写真2)にして季節の物を置き、玄関にお客様のお迎え感を表現しています。窓についている障子は自作で、組子は陰陽『勾玉』を模しています。

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数寄茶の間(茶室の間取り)
茶の間の玄関側の1畳半を除いた、『四畳半』を茶室に見立てています。
『四畳半の茶室』にする為に、通常の6畳の敷き方にしないで、玄関側の1畳半を除いた『四畳半が正規の畳の敷き方』になるよう工夫しています。(写真3)

これは点前座が玄関の障子の前ですと、お茶をしているときに来客が来てしまった時、お点前を中断するなど問題が生じてしまうためです。
玄関側の1畳半を廊下のように見立てておくことで上記の問題解決をし、『四畳半 上座床』の典型的な茶室の間取りになります。

数寄茶の間(天井&壁)
天井の仕上げは『蒲』をボード張りにした数寄屋材、壁は珪藻土に色を付けして仕上げました。
数寄茶の間(板戸&障子)
障子は茶室らしく腰板を付けています。
押入れの建具は一般的には『鳥の子の縁無し襖』にするのですが、この茶室は板戸にして障子の腰板と響き合うようにしています。これは部屋全体を少し侘びた感じにするためで、私の好みで決めました。
数寄茶の間(炉)
炉は大炉のサイズに切っています。
これは『数寄茶の間』と名を付けた通り、格式高い本格的な茶室ではなく、自由に使える茶の湯空間としたかったためです。
大炉にすることで『囲炉裏』風の雰囲気がでて、正月にはスルメやお餅を焼いたりと、茶の湯以外にも自由に楽しめる空間となります。

大炉 囲炉裏

ダイニングキッチン10畳&茶の間6畳の茶の湯空間

この間取りは私の家です。親の住む母屋に繋げて建て、住んでいます。
このダイニングキッチンと茶の間のどちらでも茶の湯を楽しめる空間を作っています。

・ダイニングキッチンは普段、食事や団欒をする家族が集まる空間です。
冷蔵庫や家電類を置く所とパソコンをする所を少し奥まらせて作り、なるべくダイニングがスッキリするように工夫しています。
また書斎の横に食品などのストック収納を作り、ダイニングに物があふれ出ないようにしています。

・茶の間は普段、テレビを観たり家事をしたり、また夏は寝室にもなる、昔ながらの茶の間です。
押入れにはテレビと茶道具、寝具と衣類などが仕舞われていて、この中の物を取り出すことで茶の間が「茶室」や「家事室」や「テレビ部屋」や「寝室」になったりと、場の転換をします。

まずは部屋の広さを皆さんのお家と比べてみて下さい。この家はけっして広くないことが確認できると思います。
茶の間は6畳ですが、一般的なお宅はリビングですので8畳位あるのでしょう。洋間はソファを置くため、8畳はないと狭く感じるからです。
茶室ならば6畳で『広間』ですので、茶の間は狭くても素敵な茶の湯インテリアが作れます。

次に収納スペースを見て下さい。
『素敵な部屋作り』は収納をしっかり計画して『物を出しっぱなしにしない』ことが大切ですので、その考えで収納を作っています。
この部屋でよく使うものは全て仕舞えるように計画していて、我が家ではこれくらい必要なのです。但し、生活が徐々に変わっていきますので、収納物の入れ替えは2~3ヵ月に一回はするように心掛けてます。

次回は『ダイニングキッチン10畳』『茶の間6畳』を茶の湯インテリアにする、具体的な工夫点を書いていきます。